
Marking Distance
ショーの前に1杯と、LukaとViral Boyは渋谷の路地裏を抜けながらBarを目指す。
その頃、店内ではMayaが落ち着かない様子で、到着をじれったく待っていた。
Skinも合流し、ようやく全員が顔を揃える。グラスを交わし、笑い声がこぼれる頃には、空気はすっかり和やかに。
それぞれの思いや近況を語り合いながら、夜は静かに深まっていく。
やがて4人は、軽い酔いと余韻を胸に、肩を並べてBarを後にした。
その一枚を手に取る度、新たな発見がある
「モナリザの絵画アートのような存在価値」
それこそが “Marking Distance (マーキング ディスタンス)"。
それぞれのクローゼットにあるものと合わせることで、着用する本人の独自のスタイルをストーリー化する。
映画、ポリス、マフィア、パンクカルチャーから
インスパイアを受ける一枚一枚には、語るべきストーリーがある。
こだわり抜いたディテールとデザインが絡み合い、
それぞれが唯一無二の存在感を放つピースは、職人の手で製法されている。
デザイン、製法、クオリティ、真に個々の価値を見出す「語れる服。感じる服。」
"These are the pieces that meant be in your closet forever and last forever.” - Luka
ヴィンテージルックかつ、着心地を重視した仕上げ。実用的で長く使えるアイテムであり、トレンドに左右されない。
一生涯自分のクローゼットで活躍できる一着。
それが “Marking Distance”。

「TWINK SHIRT」
デザイナー達がニューヨークのクラブ "basement "に出かけたときにデザインしたもの。レイブに行く人たちがみんなレザーやラテックスのハーネスをつけているのを見て着想を得たピース。

「PIERCED POLICE JACKET」/「HORNBALL TRENCH」
レザーアイテムは全て、70 / 80年代のニューヨークのサブカルチャー “leather daddy”に焦点を当てた “Cruising” (1980年)などの映画にインスパイアされている。
「NIPPY HOODIE」
タブーとされるセックスからインスパイアされ、Kinkyさを閉じ込めたピース。
チェーンは取り外し可能。
「ORTHODOX BLAZER」/「ORTHODOX PANTS」
ボタンにはブランドロゴが入っており、紋章は実際に伝統的なロシアカトリックのものを使用。UKには色々なスーツスタイルがあり、デザイナー自身が好む崩したスーツスタイルから生まれたピース。

「OFFICER SHIRT」
警察のユニフォームからインスパイアを受けており、パンクとイタリアの映画をミックスして作られた。
「FLEX DENIM」/「FLEX JACKET」
アメリカの屋根塗装でコーティングした仕上がりを試行錯誤し、実用的な服として仕上げた手の込んだピース。
Direction : @lukasabbat
Photographer : @jhonny_5
Make up : @tens_217
Hair stylist : @_ares88_
Model : @lukasabbat, @viral_booy, @skin19870827, @mayabummeiii
グローバル・ファッションのアイコン
ファッション好きなら、ルカ・サバト(@lukasabbat)の名前を聞いたことがあるはずだ。 彼は今日のファッショントレンドをリードし、ユニークなスタイルを顕著に表している。
パリとニューヨークを行き来しながら育ったルカは、アメリカの俳優、モデル、そしてファッションとエンターテイメントなど多彩な分野で知られている。父はパリのファッションデザイナー、母はジョン・ガリアーノ時代のディオールで働くスタイリストというファッション一家に生まれた。
15歳になったとき、ニューヨークの道端でモデルエージェンシーの目に留まり、テレビシリーズ『Grown-ish』のルカ・ホール役で知名度を上げた。俳優としてのキャリアに加え、様々なブランドとのコラボレーションやキャンペーンへの出演など、ファッション界への貢献も評価されている。
NUBIANはとルカは、彼が初めて日本を訪れた時に親交が始まった。当時18歳だった彼は、クリエイティブクルー「Spaghetti Boys」に所属していた。それ以来、NUBIANは彼にとってホームのような存在であり、互いにNUBIANでコレクションを運んでいることに誇りを持っている。